歯並びを悪くする癖ってあるの?要因や習慣について解説!
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こんにちは。
尼崎市の武庫之荘駅前歯科 院長の山城です。
今回のテーマは、「歯並びを悪くする癖や習慣について」です。
成長期にお子さまが日常で行う癖によって歯並びに影響が出てしまい、癖を治さなければ矯正しても元の歯並びに戻ってしまいます。
今回は注意が必要な歯並びを悪くする癖や習慣について解説していきます。
歯並びを悪くする要因
歯並びは遺伝的な要因と、日常の癖や習慣が要因となるものがあります。
遺伝的な要因の場合は、ご両親のどちらかの骨格や歯並びが遺伝することがあり、日常生活による癖や習慣が要因の場合、何気なく行っていることが歯並びに影響を与えます。
日常生活による癖や習慣を意識することで、歯並びが悪化することを防止でき、成長期のお子さんの場合は、改善するケースもあります。
歯並びを悪くする癖や習慣6選
歯並びに影響を与える癖や習慣には、以下のものがあります。
①指しゃぶり
お子さまに多く見られる癖の一つである、指しゃぶりも歯並びに影響すると言われています。
3歳前後であれば問題ないと言われていますが、それ以降の4〜5歳頃まで指しゃぶりが続くと、歯並びが悪くなる原因となります。
4歳以降も指しゃぶりを行っている場合は、辞めさせるようにしましょう。
②口呼吸
口呼吸は、お口周囲の筋肉(口を閉じるための筋肉)が弱くなり、歯並びに影響を与えます。
口呼吸の原因は、鼻炎等の鼻の病気が原因のケースと、歯並びが悪くお口を閉じるこができないケースがあります。
お口の周囲の筋肉と舌の位置のバランスが上手く働かないことで歯並びが悪くなってしまいます。
③舌の癖
お口を閉じた状態の時の舌の正しい位置は、上の前歯の裏側の少し後ろあたりのスポットという場所です。
普段から舌の位置が正しい場所になかったり、舌で前歯を押してしまったりすることで歯並びが悪くなる原因となります。
普段から、舌の正しい位置や正しい使い方の意識が重要となります。
④頬杖
自覚症状や無意識に行っている人も多い癖の一つです。
日常的の行うことで、顎の歪みや顎関節に負担がかかります。
成長期のお子さんの場合、顎の成長に影響を与える原因となります。
⑤噛む回数が少ない・やわらかいものばかり食べる
噛む回数が少ないことや、やわらかいものばかり食べることが習慣になっていると、舌やお口の周りの筋肉が発達せず、顎の成長にも影響がでます。
よく噛まないことは、顎の成長が促進されず、歯が並ぶスペースがなく、歯並びが悪くなってしまいます。
普段からやわらかいものだけでなく、よく噛んで食べる、硬いものを食べる習慣が大事です。
⑥唇を噛む癖
下の唇を噛む癖や上下の唇を巻き込む癖があると、歯に力がかかり歯並びが悪くなります。
出っ歯や受け口の原因となることがあります。
まとめ
日常の何気ない習慣が歯並びに影響を与えてしまいます。
歯並びは、虫歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、見た目や活舌等にも影響を与えます。
癖が歯並びに影響を与えますが、矯正治療後に歯並びを維持できるにも影響が出てきます。
普段何気なく行っていないか、自分で意識したり、観察してみたりしてください。
お子さまや大人の歯並びのご相談も受付ておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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