コラム

尼崎市の武庫之荘駅前歯科　院長の山城です。

むし歯は、放置すると痛みや治療の負担が大きくなり、特に子供の場合は将来の歯並びや口腔の健康に影響を与えかねません。予防のためには、毎日の習慣が非常に大切です。

当院では、子供にとって無理なく取り組める簡単な習慣を身につけていただくことが、むし歯を予防する最も効果的な手段だと考えています。

今回は、むし歯のリスクを大幅に減らすことができる日常生活に取り入れやすい3つの習慣をお伝えします。

①毎日の正しい歯磨き方法

毎日の歯磨きは、むし歯予防の基本中の基本ですが、正しい方法で行わなければ効果は半減します。

特に小児期には、親の手助けが必要です。子供の年齢や歯の発育に応じた歯ブラシを使い、適切なフッ素配合の歯磨き粉を選びましょう。

また、歯ブラシの角度や磨く時間（2分程度）を意識することが大切です。

お子さんと一緒に歯磨きを楽しむことで、日々の習慣化を促すことができます。

② 定期的な歯科検診の重要性

歯磨きだけでは取り除けないプラークや歯石は、定期的な歯科検診によって防ぐことが可能です。

特に子供は歯科に対して恐怖心を抱きやすいため、初期から定期的に通うことで歯医者への抵抗感を和らげることができます。

また、歯科医師の指導によって、家庭でのケアの改善点を知ることができ、むし歯予防の効果がさらに高まります。歯科検診は2〜4ヶ月に一度を目安に受けるのが理想的です。

③食事習慣とおやつ選びで虫歯を防ぐ

むし歯のリスクを減らすためには、食事やおやつの選び方も重要です。砂糖の多いおやつや飲み物は、むし歯の大きな原因となりますが、選ぶもの次第でリスクを大幅に軽減できます。

果物やナッツ類、チーズなどは、むし歯になりにくいおやつとしておすすめです。また、食後の水やお茶による口内のすすぎも効果的です。

親子でおやつ選びを工夫することで、むし歯予防を楽しみながら行うことができます。

継続は力なり！簡単な習慣で子供の笑顔を守る

むし歯予防は、一度きりの対策ではなく、日々の小さな習慣の積み重ねが大切です。

今回ご紹介した3つの習慣—毎日の正しい歯磨き、定期的な歯科検診、そして食事やおやつ選び—を実践することで、子供のむし歯リスクを大幅に減らすことが可能です。親子で楽しみながら続けることで、自然と健康的な歯を守る習慣が身につきます。大切なお子さんの笑顔を、一緒に守りましょう。

尼崎市の歯科医院（歯医者）の武庫之荘駅前歯科では、むし歯治療や歯周病はもちろん、むし歯予防、小児歯科、小児矯正、矯正歯科、審美歯科など最新の治療にも対応しています。

全チェア個室・徹底した滅菌、感染対策など家族で安心して通って頂けますので、歯の悩みはお気軽にご相談ください。