インビザライン矯正の注意点|装置のお手入れ方法も解説!
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こんにちは。
尼崎市の武庫之荘駅前歯科 院長の山城です。
歯並びを治す矯正治療の中で、インビザライン矯正の人気が高まっています。
しかし、矯正治療を受ける際にはいくつかの注意点があります。
本記事では、インビザライン矯正についての注意点やマウスピースのお手入れ方法などをご紹介します。
インビザライン矯正とは?
インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使用した矯正治療です。これにより、見た目の美しさや快適性が向上し、他の人に気付かれることなく歯列の改善ができます。また、マウスピースを外して食事や歯磨きができる利便性もあります。インビザライン・システムは、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けています。
インビザライン矯正の6つの注意点
①適応していない歯並びがある
治療技術の進歩により、インビザラインは幅広い症例に対応できるようになりましたが、お口の状態によっては適していない場合もあります。
顎や骨格から治療が必要な場合、歯の重なりが複雑な場合は治療の適応外となる場合があります。不安な場合は、一度ご相談ください。
②装着時間を守らないと効果がでない
インビザラインでの矯正効果を最大限に引き出すためには、1日に22時間以上のマウスピースの装着が必要です。食事や歯磨きの時間以外では、常にマウスピースを装着している必要があります。
装着時間が不足すると、歯の移動が予定通りに進まない可能性や、元の状態に戻ってしまう可能性があります。しっかりと装着時間を守って使用しましょう。
③マウスピースを装着したままの飲食は避ける
飲食時はマウスピースを外してください。装着したまま食べたり、糖分の含まれる飲み物を飲んだりすると、虫歯の原因になる可能性があります。
また、色のついている飲み物は着色の原因となることがあります。
基本的には水以外の飲み物は飲むたびにマウスピースを外すようにしてください。
④マウスピースの交換時期を守る
マウスピースの交換は、10日〜2週間に1回のペースで行います。具体的な交換のタイミングはお知らせされますので、カレンダーに記入するなどして、正確に交換日を守るようにしてください。
⑤マウスピースの紛失に注意
マウスピースを外した後、ティッシュなどで包んでおくと、うっかり捨ててしまうことがあります。
マウスピースを紛失すると、再製作が必要となります。 そのため、外した際には紛失に注意し、ケースに保管するなど十分な注意を払いましょう。
⑥虫歯のリスクに注意
インビザライン矯正はワイヤー矯正に比べて虫歯のリスクが低いですが、油断をすると虫歯が発生してしまう可能性があります。
大きな虫歯が出来てしまった場合、治療によって歯の形態が変わり、マウスピースを再製作する可能性もあります。したがって、虫歯予防に細心の注意を払いましょう。
インビザラインのお手入れ方法
インビザラインは、毎日長時間装着するため、汚れが付きやすいです。汚れが付いたまま装着すると、臭いや黄ばみの原因となります。ここでは、そうならないためのお手入れ方法を紹介していきます。
①優しく水洗いする
取り外したマウスピースは、流水下で指や柔らかいブラシを用いて洗浄します。
ゴシゴシとこすらずに、歯磨き粉はつけずに洗いましょう。
②洗浄剤につける
マウスピースを水洗いした後は、マウスピース専用の洗浄剤に漬けて、洗浄しましょう。洗浄剤は、ドラッグストアでも販売されています。
洗浄剤には、消臭や殺菌効果などがあり、臭いや黄ばみを防ぐのにとても効果的です。
まとめ
インビザライン矯正は透明で目立たない矯正方法であり、多くの患者さんに利用されています。
しかし、適応症例があり治療ができない歯並びもあります。また、実際に治療を行った後にも、取り扱い方法や装着時間などの注意点があります。矯正治療の成功には患者さん自身の意識とケアの徹底も重要です。
正確な情報と指示に従い、インビザライン矯正の効果を最大限に引き出しましょう。
尼崎市の歯科医院(歯医者)の武庫之荘駅前歯科では、むし歯(虫歯)治療や歯周病はもちろん、虫歯予防、小児歯科、小児矯正、矯正歯科、審美歯科など最新の治療にも対応しています。
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