放置すると危険⁈乳歯のむし歯を放置すると起こる3つのリスク!
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こんにちは。
尼崎市の武庫之荘駅前歯科 院長の山城です。
今回は、乳歯のむし歯を放置するリスクについて解説していきます。
乳歯は、永久歯に生え変わると抜けてしまいます。
そのため、乳歯のむし歯は放置しても大丈夫と思っている方もいます。しかし、乳歯のむし歯を放置することはとても危険です!
詳しく解説していきます!
乳歯のむし歯を放置する3つのリスク
乳歯の生えている時期は、一時的ですが、乳歯のむし歯を放置することは、以下の3つのリスクが伴います。
詳しく説明します。
永久歯のむし歯のリスクが高まる
乳歯のむし歯を放置すると、そのむし歯が進行することでむし歯菌が増えます。
これにより、同じ口腔内に生えてくる永久歯にもむし歯菌が付着しやすくなります。
永久歯がむし歯になるリスクが高まるだけでなく、感染の拡大や歯周病の原因ともなりかねません。
乳歯のむし歯をきちんと治療することで、後続永久歯の健康を守ることができます。
歯並びが悪くなる
乳歯がしっかりとその位置を保っていることは、永久歯が正しい位置で生えるためのガイド役となります。
むし歯により乳歯が失われると、隣の歯がそのスペースに移動しやすくなり、歯の並びや噛み合わせに影響を与えることがあります。
このような状態は、将来的に矯正治療が必要となる可能性が高まります。
お子さんのあごの成長に影響する
乳歯がしっかり生えていることは、お子さんの顎の成長にも影響を与えます。
乳歯が正常に機能していることで、顎の骨が適切に発達します。
しかし、むし歯によって乳歯が早く失われると、顎の発育に悪影響を及ぼす可能性があります。これは、噛み合わせの問題や顎の形状に変化をもたらすことが考えられます。
乳歯のむし歯を予防するためには?
定期健診
子供の口腔の健康は急速に変化することがありますので、定期的な歯科健診は非常に重要です。歯医者は初期のむし歯やその他の口腔の問題を早期に検出することができ、それに対する適切な対応や治療を勧めることができます。
また、ブラッシングやフロッシングの正しい方法を教えることで、毎日のオーラルケアの質を向上させる手助けもしてくれます。
シーラント
シーラントは、歯の噛み合わせ面に薄いプラスチックのコーティングを施す治療法です。
これにより、食べ物の残りや細菌が歯の溝やくぼみに溜まるのを防ぎ、むし歯のリスクを減少させます。
特に、乳歯の奥歯には溝が深く、ブラッシングだけでは清潔に保つのが難しいため、シーラントの効果が期待されます。
フッ素塗布
フッ素は、歯を強化し、むし歯を予防するのに役立ちます。
歯科医院でのフッ素塗布は、歯のエナメル質を強化し、むし歯のリスクを減少させる効果があります。
また、定期的なフッ素の使用は、既存の初期のむし歯の進行を遅らせることも可能です。
まとめ
生え変わるからと言って乳歯のむし歯を放置することはリスクが伴います。
乳歯のむし歯を放置することで起こるリスクをしっかりと理解し、予防していくことが重要となっています。
乳歯のむし歯は、定期健診、シーラント、フッ素塗布などの方法を取り入れることで、お子様の口腔の健康を守ることができます。早期の対策とともに、日常の適切な歯磨きの習慣も忘れずに続けましょう。
尼崎市の歯科医院(歯医者)の武庫之荘駅前歯科では、むし歯(虫歯)治療や歯周病はもちろん、虫歯予防、小児歯科、小児矯正、矯正歯科、審美歯科など最新の治療にも対応しています。
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