口臭の原因とは?原因別対処法もそれぞれ解説!
- むし歯予防
- 予防歯科
- 小児歯科
- 尼崎歯科
- 武庫之荘駅前歯科
- 歯科
こんにちは。
尼崎市の武庫之荘駅前歯科 院長の山城です。
今回のテーマは、口臭についてです。
マスクをしていると、普段より自分の口臭が気になってしまう方も多いようです。
そこで今回は、「口臭の原因と対処法」について解説していきます。
口臭の4つの原因
口臭には、以下の4つの原因があります。
1.生理的口臭
食べ物の残りかすや口腔内の汚れ、起床時、空腹時、ストレスや緊張に起因するものです。
生理的口臭は健康な人でも発生します。
2.外因的口臭
臭いの強い食べ物、飲酒、喫煙に起因するものです。
3.病的口臭(口腔内の原因)
歯周病、歯垢、舌苔などに起因するもので、虫歯や歯周病が挙げられます。
4.病的口臭(口腔外の原因)
呼吸器の病気、糖尿病、肝疾患、腎疾患、白血病などに起因するものです。
歯科医院でできる対処法
病的口臭で口腔内が原因なものに対しては、歯科医院での対処が可能となっています。
①虫歯や歯周病が原因なもの
虫歯や歯周病の治療を行うことで改善します。
虫歯は、歯に穴が開くことで、そこに汚れや食べカスが入り、臭いの原因となります。
歯周病は、口臭との相関関係があり、歯肉から出血する、歯肉が腫れる、歯が揺れている等の症状がある方は注意が必要です。
➁唾液の減少
唾液は、多くの作用があり、洗浄作用、消化作用、溶解作用、円滑作用、抗菌作用などのお口の中で役割を果たしています。唾液の量が少なく、お口の中が乾燥してくると、虫歯や歯周病になりやすい、舌がピリピリする、口臭の原因、など様々な症状を引き起こします。一般的に、加齢とともに唾液の分泌は少なくなりますが、薬の副作用、ストレス、喫煙、シェーングレン症候群などの理由でも唾液が減少することがあります。加齢からくる唾液減少であれば、唾液腺マッサージや人口唾液の使用、こまめな水分摂取等の対処が必要です。薬の副作用からくる唾液減少であれば、かかりつけ医に相談し、判断を仰ぎます。
③お口の中や舌の汚れが原因
お口の中にプラークという汚れや食べかすが残ったり、舌苔といって、舌の表面に付着する苔のようなものが舌の表面に付着していたりすると、口臭の原因となります。
お口の中の汚れやプラークは、普段のブラッシングが重要です。普段は歯ブラシでのケアを徹底して行い、フロスや歯間ブラシなどご自分に合った補助的清掃用具を使用しましょう。
舌苔は柔らかい歯ブラシやガーゼ、舌ブラシを使用して優しく除去しましょう。
口臭検査
当院では、口臭測定器「オーラルクロマ」を導入しております。
これまでの口臭検査機器では、悪臭物質の総量しか測ることができませんでした。しかし、「オーラルクロマ」では、悪臭物質のそれぞれの数値を見ることができるようになりました。
これにより、原因を正確に把握することで、明瞭な治療案を提案できるようになりました。
オーラルクロマで分かること
オーラルクロマでは、口臭の主な要因である3大要素ガス「硫化水素」「メチルメルカプタン」「ジメチルサルファイド」を分離し、それぞれの濃度を測定することができます。
まとめ
口臭の原因は様々で、それによって対処法は異なります。
口臭が気になる方は当院で検査が可能です。またお口の中が原因となる場合には、必要な治療を行なっていきます。
最近、歯科検診を受けていない方や歯のクリーニングを行っていない方はぜひ受診してチェックしてみてください。
尼崎市の歯科医院(歯医者)の武庫之荘駅前歯科では、むし歯(虫歯)治療や歯周病はもちろん、虫歯予防、小児歯科、小児矯正、矯正歯科、審美歯科など最新の治療にも対応しています。
全チェア個室・徹底した滅菌、感染対策など家族で安心して通って頂けますので、歯の悩みはお気軽にご相談ください。