小児歯科と一般歯科の違いとは?
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こんにちは。
尼崎市の武庫之荘駅前歯科 院長の山城です。
今回は、小児歯科と一般歯科の違いについて解説していきます。
お子さんの歯のトラブルがあった際に、一般歯科に連れていった方がいいのか?または、小児歯科に連れて行った方がいいか?悩まれる親御さんもいるのではないでしょうか。
そんな小児歯科と一般歯科の違いを詳しく説明していきます。
小児歯科とは?
小児歯科は、主に子どもたちのお口の中の健康を専門とする歯科分野です。
子どもの歯や口の健康は、成人とは異なる特有の要素があり、それに特化した治療やケアが必要です。
小児歯科では、乳歯から永久歯への移行期にある子どもの口内環境を理解し、適切な治療や予防を行っていきます。
小児歯科の対象年齢
小児歯科の主な対象は、乳幼児から思春期にかけてのお子さんたちですが、明確な年齢制限はありません。
小児歯科は、お子様の歯の成長を見据えた治療計画を立てていくため、生後6か月ごろから永久歯が生え揃う15歳ごろまでが対象とされています。
小児歯科で行うこと
①口腔内チェック
小児歯科の治療は、まず口腔内チェックから始まります。これには、歯の萌出状況、歯並びや咬み合わせの確認、虫歯や歯肉の健康状態のチェックが含まれます。
疾患の早期発見と早期対応が、治療には不可欠です。
②むし歯治療
むし歯は、お口の中のトラブルで多い疾患です。
小児歯科では、恐怖心や痛みを最小限に抑えながらむし歯を治療します。
むし歯の治療は、早期発見と治療が重要で、将来的な歯の健康に大きな影響を与えます。
③歯磨き指導
適切な歯磨き方法の指導は、子どもたちの口内衛生を守る上で欠かせません。
小児歯科では、年齢に応じたブラッシング方法やフロスの使用方法などを教え、習慣化をサポートします。また、適切な道具の選択方法や仕上げ磨きの方法も指導していきます。
④フッ素塗布
フッ素塗布は、むし歯予防に効果が高いとされています。
フッ素は歯のエナメル質を強化し、むし歯の菌の活動を弱め、溶けた歯を修復する効果があります。
乳歯や生えたての永久歯には特に効果が高いとされています。
定期的なフッ素塗布は、子どもの歯を虫歯から守る効果的な方法の一つです。
⑤シーラント
シーラントは、歯の咬合面に薄いプラスチックのコーティングを施す処置です。
これにより、食べかすや細菌が歯の溝に入り込むのを防ぎ、むし歯のリスクを減らします。特に奥歯に処置することが多く、お子さんのむし歯予防に役立ちます。
子どもの治療は小児歯科が良い?
子どもの治療には、小児歯科が適していると言えます。
子どもの治療は大人とは異なり、恐怖心を持ちやすく、歯科治療に対する不安が大きいことが多くあります。
小児歯科であれば、子どもの治療に慣れていたり、お子さんの不安を取り除きながら治療をおこなったりするため、安心して治療を受けられます。
また、子どもの成長段階に合わせた予防策や治療計画を立てることで、長期的なお子さんの歯の健康を守ることができます。
まとめ
今回は、小児歯科と一般歯科の違いについて解説させていただきました。
小児歯科は、子どもたちのお口の中の健康を専門とする歯科分野です。
子どもの口内健康を保ち、適切な口腔衛生習慣を育てるのに重要であり、特に虫歯予防に効果的です。
小児歯科というお子さんの歯の専門的な知識と経験がある歯科医院で治療や予防を行うことで、歯の健康を守ることができます。
尼崎市の歯科医院(歯医者)の武庫之荘駅前歯科では、むし歯(虫歯)治療や歯周病はもちろん、虫歯予防、小児歯科、小児矯正、矯正歯科、審美歯科など最新の治療にも対応しています。
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