指しゃぶりが歯並びに与える影響|いつまでに辞めたらいいの?
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こんにちは。
尼崎市の武庫之荘駅前歯科 院長の山城です。
赤ちゃんやお子さんは、指しゃぶりをするイメージ
今回は、お子さんの指しゃぶりについて解説していきます。
指しゃぶりを始める時期
赤ちゃんが指しゃぶりを始める時期は、一般的に生後2ヶ月から3ヶ月頃です。
新生児〜生後3ヶ月頃までの指しゃぶりは生理的なものであり、やめさせる必要はありません。
個人差があるため、指しゃぶりを始める時期が早い、遅い、全くしないというケースもありますが、基本的には生後2ヶ月から3ヶ月頃に始まるものとされています。
指しゃぶりには、赤ちゃんの成長と発達にとって重要な役割があります。
赤ちゃんが指しゃぶりをすることで、ストレスを軽減することができたり、口の周りの筋肉を使うことで言葉を発する準備をするといわれています。
指しゃぶりはいつまでに辞めるべき?
指しゃぶりが長期間続くと、歯並びに悪影響を与えることがあります。
指しゃぶりをやめるタイミングについては、個人差がありますが、大体2〜3歳頃までにやめることが望ましいとされています。
指しゃぶりをやめるための対処法として、おしゃぶりを与えることで指しゃぶりの代替となる方法や、指しゃぶりになりそうなときに注意を促す方法、手袋をはめる方法などがあります。
ただし、子どもによって異なるため、歯科医に相談することが望ましいです。
指しゃぶりによって歯に出る影響
1.歯の生え方に歪みが生じる
指しゃぶりを続けることで、歯の生え方に歪みが生じることがあります。
例えば、前歯が出っ歯になることや、奥歯の位置が変わることがあります。これらの問題は、指しゃぶりが長期間続く場合に特に起こりやすくなります。
2.奥歯のかみ合わせに影響がある
指しゃぶりをすることで、上下の歯の噛み合わせが崩れることがあります。
特に奥歯の位置が変わることがあり、奥歯の間隔が広がることがあります。
3.虫歯や歯周病のリスクが高まる
指しゃぶりをすることで、唾液の分泌が減少し、口の中が乾燥することがあります。
このため、歯の表面に細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります。
指しゃぶりをやめるための対策
①おしゃぶりを与える
指しゃぶりは、赤ちゃんにとってストレス軽減や安心感を与える大切な行動です。指しゃぶりをやめたくても、突然やめるのは難しい場合があります。このような場合には、おしゃぶりを与えることで指しゃぶりの代替となる方法を採用することができます。
②指しゃぶりをした際に注意する
指しゃぶりになりそうなときに注意を促すことで、指しゃぶりの回数を減らすことができます。
指しゃぶりを始めそうな時に手をさわり注意を促す、指しゃぶりをしているときに軽く触れるなどのやり方があります。
③手袋をはめる
指しゃぶりをやめるために、手袋をはめる方法もあります。
手袋をはめることで、指しゃぶりができなくなるため、指しゃぶりの習慣を断ち切ることができます。
④歯科医院で相談する
指しゃぶりが長期間続く場合には、早めに歯科医院に相談することが大切です。
子どもに合わせた適切な指導を行っていきます。
歯並びに問題がある場合には、矯正治療などの提案を行います。
まとめ
指しゃぶりは赤ちゃんにとって重要な行動ですが、長期間続く場合には身体に様々な影響を与えてしまいます。
指しゃぶりと歯並びについて理解し、適切な対処を行い、健康的な歯並びを保ちましょう。
尼崎市の歯科医院(歯医者)の武庫之荘駅前歯科では、むし歯(虫歯)治療や歯周病はもちろん、虫歯予防、小児歯科、小児矯正、矯正歯科、審美歯科など最新の治療にも対応しています。
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