コラム

こんにちは。

尼崎市の武庫之荘駅前歯科　院長の山城です。

今回は、目立たない矯正治療で人気の「インビザライン矯正」の治療の流れ

について解説していきます。

インビザライン矯正とは？

インビザラインは、金具やワイヤーを使用せず、取り外し可能な透明なマウスピース型装置を使用する方法です。

装置は透明で目立たず、食事や歯磨きの際は外すことができ、痛みや違和感も少ないため人気の矯正方法となっています。

治療の流れ

インビザライン矯正の治療の流れは以下の通りとなっています。

①カウンセリング

初めに、患者さまのご希望を伺い、お口の中全体を確認します。

疑問や質問があれば、遠慮なく質問してください。

治療の内容、期間、費用についてもしっかりと説明いたします。むし歯や歯周病の治療が必要な場合は、先にそちらの治療を行います。

②精密検査

矯正前のお口の状態を確認するためにレントゲンやCT検査、口腔とお顔写真撮影、噛み合わせチェックなどを行います。

インビザライン矯正の治療が適応と判断できれば、インビザラインを作製するための口腔内スキャナーを用いて、3Dスキャナーによる型取りを行います。

※口腔内スキャナー「iTero」とは？

お口の中をスキャンすることで、3Dモデルで歯型を再現することができる光学スキャナーです。従来の歯の型取りのように型取り用の粘土のような材料を口に入れる必要もないため、苦しい思いを快適に歯型せずに型取りができます。

さらに、精密なスキャニング技術により高精度な情報を得ることができるため、治療の質も向上します。

③治療計画の説明・シミュレーション

精密検査で取得した情報をもとに、歯並びを治す過程のシミュレーションを行います。

患者様の歯並びがどう変化していくのか、治療後の歯並びの状態を、3D画像でご覧いただきながら、具体的な治療計画をご説明いたします。

また、患者さまのご希望の歯並びと治療過程のすり合わせも行い、納得したうえで治療をすすめていきます。

④治療の開始

インビザラインが届いたら治療を開始します。

実際に装着し、痛い場所の確認や着脱の練習、使用時の注意点などを説明します。

インビザラインのマウスピースは、10日〜2週間ごとに次のステップの新しい装置へと交換していきます。

⑤アタッチメント装着

インビザラインでは、アタッチメントと言われる白い突起を歯に付けます。

アタッチメントは、マウスピースを保持し浮いてしまわないようにする役割があります。

⑥定期チェック

インビザラインの装置を使用している期間は、1〜3ヶ月に一度ご来院いただき、歯並びの変化の状態のチェックを行います。アタッチメントが取れていないか、装置を正しく使用できているかなどを確認します。

来院の際に、新しいインビザラインのお渡しします。

⑦治療終了

指定されたマウスピースを使い終わった時点で、治療開始前のシミュレーションと実際の歯並びを比較します。再度スキャンを行い追加でマウスピースを発注し、治療を継続することも可能です。

患者さまのご希望やシミュレーション通りの歯並びになった時点で治療は終了となります。

⑧保定期間

保定装置を使用し、治した歯並びを顎の骨に定着させます。

矯正治療は、歯並びを一度治してもまた元の状態に戻る「後戻り」があります。

歯並びを治した期間と同じだけ保定期間が必要となります。

まとめ

今回は、インビザライン矯正の治療の流れについて解説しました。

治療が終わった後も定期的に来院していただき、歯並びのチェックや歯のクリーニングが必要です。

矯正できれいな歯並びを得た後も、お口の健康に注意し、良い状態を保ちましょう。

尼崎市の歯科医院（歯医者）の武庫之荘駅前歯科では、むし歯（虫歯）治療や歯周病はもちろん、虫歯予防、小児歯科、小児矯正、矯正歯科、審美歯科など最新の治療にも対応しています。

全チェア個室・徹底した滅菌、感染対策など家族で安心して通って頂けますので、歯の悩みはお気軽にご相談ください。