むし歯はなぜできるの?予防法についても詳しく解説!
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こんにちは。
尼崎市の武庫之荘駅前歯科 院長の山城です。
今回は、「むし歯になる原因」について解説していきます。
そして「その予防方法とは?」についてもお話ししていきます。
むし歯になるの原因
むし歯になる原因は、以下の7つが原因と言われています。
1.むし歯の菌の数
原因の1つ目は、お口の中の「むし歯の菌の数」です。
むし歯のきっかけとなる細菌「ミュータンス菌」や「ラクトバチラス菌」の数が多いとむし歯の原因となります。
「ミュータンス菌」は、むし歯の原因菌で、「ラクトバチラス菌」は、むし歯を進行させる作用がある菌です。
2.プラークコントロールが出来てない
原因の2つ目は、「プラークコントロールができていないこと」です。
プラークとは、細菌の塊のことを言います。
様々な細菌が繁殖した塊で、歯磨きで取りきれないプラークが多く残っているとむし歯になりやすいと言われています。
3.唾液の質や唾液緩衝能
原因の3つ目は、「唾液」です。
唾液には、多くの作用があります。
例えば・・・
・自浄作用(お口の中を清潔のする作用)
・緩衝能(お口の中が酸性に傾いた状態を元に戻す作用)
・抗菌作用(細菌が増えるのを抑える作用)
そのため、唾液の量が少なかったり、緩衝能の働きが弱いとむし歯になりやすくなってしまいます。
4.食事の回数や時間
原因の4つ目は、「食事の回数や時間」です。
唾液緩衝能のお話と関連しますが、食事の回数が多い人や時間が長い人は、それだけお口の中が唾液によって中和される時間が少なく、酸性の時間が長くなってしまいます。
そうなることで、むし歯になってしまいます。
食事と食事の間の時間や1回の食事時間を適切にとり、また食事後にお口の中を中性の状態に戻せるかが重要となってきます。
5.フッ素の使用状況
原因の5つ目は、「フッ素の使用状況」です。
フッ素は、歯の質を強化し、虫歯菌による酸の影響を受けにくくする作用があります。
ご家庭でのフッ素使用、そして、歯科医院での専用のフッ素塗布などを受けているか否かで、むし歯ができやすいかが変わります。
7.むし歯治療の経験数
原因の7つ目は、「むし歯治療の経験数」です。
一度治療したことのある歯から再発することがとても多く、自分の歯と削った後に詰めた材料の間にできる隙間から再発します。
目には見えないこの隙間に、細菌が入り込み、むし歯となります。
なるべく隙間のできにくい精度の高い素材で治療を行うことも重要ですが、なるべくむし歯をつくらないことが大事となってきます。
むし歯を予防する方法
上記で紹介したように虫歯になる理由はいくつかあり、その原因によって予防法は異なります。
そこで、むし歯を予防する方法を3つ紹介していきます。
1.ホームケアの徹底
予防方法の1つ目は、ホームケアを徹底することです。
1日3回、毎食後歯ブラシを行い、丁寧なブラッシングを行いましょう。
歯と歯の間は、デンタルフロスを使用しましょう。
フッ素入りの歯磨き粉の使用も効果的です。
2.食事習慣の見直し
予防方法の2つ目は、食事習慣の見直しです。
規則正しく1日3回食べることや、だらだら食いは辞めることが重要です。
おやつは決まった量や決まった時間で食べるようにしましょう。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。→ むし歯になりにくいおやつについて
3.定期的なお口の中のチェックや予防歯科
そして最後に、歯科医院での定期的なチェックを受け、予防歯科を行うことです。
むし歯を早期発見したり、自分では取り切れない汚れをきれいにしていきます。
この3つを実行することで、むし歯予防の効果は高まります。
まとめ
いかかでしたか?
むし歯の原因と言っても1つだけではなく、様々な要因が重なって起こります。
生活習慣の見直しも重要ですが、まずはむし歯があるか?ないか?のチェックや予防歯科を受けてみましょう。
尼崎市の歯科医院(歯医者)の武庫之荘駅前歯科では、むし歯(虫歯)治療や歯周病はもちろん、虫歯予防、小児歯科、小児矯正、矯正歯科、審美歯科など最新の治療にも対応しています。
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